「衛星」「衛生」の違い/使い分けと用法例

読み方は同じですが漢字は異なる「衛星」と「衛生」という言葉は、一体何が違うのでしょうか。「衛星」と「衛生」の違いは次の通りです。

  • 「衛星」:(1)惑星の周りを公転している天体。陪星。太陽系内で最大の衛星は,木星の第三衛星。(2)「人工衛星」の略。
  • 「衛生」:(身の回りを清潔にして)健康を保ち,病気にかからないようにすること。

引用:大辞林

この意味を踏まえて本記事では、「衛星」と「衛生」の違いや使い分けをご紹介していきます。

「衛星」「衛生」の違いと使い分け

実際に「衛星」と「衛生」を使った例文を見てましょう。

  • 地球の周りを飛ぶ人工衛星
  • 衛生管理を徹底する

「衛星」とは、月や惑星や準惑星、小惑星など惑星の周囲を公転する天体のほか、人工衛星や衛星放送(BS放送、CS放送)の略や、「衛星都市」や「衛生国家」など衛星の比喩として用いられることもあります。人工衛星には無人と有人のものがあり、無人の人工衛星は金星や火星,木星,土星をはじめ,月や小惑星を回る軌道にも打ち上げられています。また通信衛星、衛生中継などの通信や、GPSなどを利用した位置情報、天気予報、軍事情報の収集などにも使用されています。

一方、「衛生」には生命を守るという意味がふくまれています。よって「衛生」とは、命を守るために身の周りを清潔に保ち、病気の予防や治療につとめることを指します。国民の病気予防を目的に、1896(明治9)年に内務省に設けられた「衛生局」が「衛生」という言葉を広く一般に浸透させたといわれています。

「衛星」「衛生」の用法例

「衛星」の使い方 / 例文

  • GPS衛星を利用する
  • 放送衛星は、衛星放送の電波を送信している
  • 気象衛星で雲の動きなどを確認する

「衛生」の使い方 / 例文

  • 給水・給湯ポンプや排水などの衛生設備の点検する
  • 今週は労働衛生だ
  • この施設は衛生状態が非常に悪い

「衛星」「衛生」の違いまとめ

「衛星」と「衛生」の違いや使い方について解説してきました。

  • 「衛星」:(1)惑星の周りを公転している天体。陪星。太陽系内で最大の衛星は,木星の第三衛星。(2)「人工衛星」の略。
  • 「衛生」:(身の回りを清潔にして)健康を保ち,病気にかからないようにすること。

「衛星」とは、惑星の周りをまわる天体のほか、、人工衛星や衛星放送(BS放送、CS放送)の略としても使われます。一方「衛生」とは、健康を維持するためには清潔を保ち病気の予防や治療につとめることという意味です。