「好意」「厚意」の違い/使い分けと用法例

どちらを使うべきか迷うことの多い「好意」と「厚意」ですが、一体何が違うのでしょうか。「好意」と「厚意」の違いは次の通りです。

  • 「好意」:①親切な心。②好きな気持。親愛感。
  • 「厚意」:思いやりのあるこころ。厚情。

引用:広辞苑

この意味を踏まえて本記事では、「好意」と「厚意」の違いや使い分けをご紹介していきます。

「好意」「厚意」の違いと使い分け

実際に「好意」と「厚意」を使った例文を見てましょう。

  • 好意を寄せる
  • 厚意に感謝する

「好意」とは、相手に対して親しみや好ましく思う気持ちで、愛情を遠回しに表現するときに使います。好きや愛、慈しみなど愛情や親近感を持ち、相手のために何かをしたいと思う気持ちのことをいいます。

一方「厚意」とは、他人が自分に対して示してくれた思いやりのある心や行為を指します。配慮や気配り、気づかい、恩情など他人に優しく思いやりのある気持ちのことをいいます。

「こういを示す」「こういに甘える」など、「好意」と「厚意」のどちらも利用できるときには一般的に「好意」を使います。しかし、「こういに感謝する」「こういにすがる」など、好きという気持ちよりおもいやりの気持ちで他人に何かしてもらったことに感謝したりすがったりするときには「厚意」(御厚意)を使います。

「好意」の使い方 / 例文

  • 好意に甘える
  • 人の好意を踏みにじる
  • ニュースでは好意的に報道された

「厚意」の使い方 / 例文

  • 厚意を無下にする
  • ご厚意に預かる
  • 厚意に応えられず申し訳ない

「好意」「厚意」の違いまとめ

「好意」と「厚意」の違いや使い方について解説してきました。

  • 「好意」:①親切な心。②好きな気持。親愛感。
  • 「厚意」:思いやりのあるこころ。厚情。

「好意」とは、人に対して抱く好きな気持ちや親切な心のことで、愛情表現の遠まわしな表現としても使われます。「厚意」とは、思いやりのある気持ちや情に厚い心のことで、「好意」よりも思いやる気持ちが厚く深いときに用います。