「規律」「規則」「規制」 の違い/使い分けと用法例

似たような言葉の「規律」と「規則」と「規制」ですが、一体何が違うのでしょうか。「規律」と「規則」と「規制」 の違いは次の通りです。

  • 「規律」:(1)社会生活・集団生活において人の行為の規準となるもの。また,そのようなものとしてのさだめ。おきて。のり。(2)一定の秩序。きまり。
  • 「規則」:(1)行為や手続きなどを行う際の標準となるように定められた事柄。きまり。(2)法則。秩序。(3)国会以外の諸機関によって制定される法の一種。法律・命令などとならぶ実定法の形式の一つ。衆議院規則・参議院規則・最高裁判所規則・会計検査院規則・人事院規則などのほか,地方公共団体の長の定める規則などがある。規則は法律に違反することができない。
  • 「規制」:(1)規則によって物事を制限すること。(2)物事をなす際に従うべききまり。規定。

引用:大辞林

この意味を踏まえ本記事では、「規律」と「規則」と「規制」 の違いや使い分けをご紹介していきます。

「規律」「規則」「規制」 の違いと使い分け

実際に「規律」と「規則」と「規制」 を使った例文を見てましょう。

  • 規律が乱れる
  • 就業規則を守る
  • 交通量を規制する

「規律」とは人の行為の規準となるもので、社会秩序やきまりのことになります。風紀やモラル関する取り締まりに用いられるのは「紀律」になります。

「規則」とは人の行為や事務など取り扱いの標準となるルールをマニュアル化したものです。「規制」とは、ある目的を実現するために認可や届け出などルールを設けて物事を制限することになっています。

「規律」「規則」「規制」 の用法例

「規律」の使い方 / 例文

  • 学校の規律を守る
  • 規律正しい生活をおくる

「規則」 の使い方 / 例文

  • 規則に反する行為
  • 就業規則を破る

「規制」 の使い方 / 例文

  • 集団行動を制限する
  • 法律によって規制する

「規律」「規則」「規制」 の違いまとめ

「規律」と「規則」と「規制」 の違いや使い方について解説してきました。

  • 「規律」:(1)社会生活・集団生活において人の行為の規準となるもの。また,そのようなものとしてのさだめ。おきて。のり。(2)一定の秩序。きまり。
  • 「規則」:(1)行為や手続きなどを行う際の標準となるように定められた事柄。きまり。(2)法則。秩序。(3)国会以外の諸機関によって制定される法の一種。法律・命令などとならぶ実定法の形式の一つ。衆議院規則・参議院規則・最高裁判所規則・会計検査院規則・人事院規則などのほか,地方公共団体の長の定める規則などがある。規則は法律に違反することができない。
  • 「規制」:(1)規則によって物事を制限すること。(2)物事をなす際に従うべききまり。規定。

「規律」は社会生活や集団生活において人の行為の規準となるものを定めることで、言いつけや決まり、おきて、政令などがそれにあたります。

「規則」は、行動や手続きがスムーズに行われるように明文化したきまりのことです。団体や組織が秩序を守るために従うべきルールをマニュアル化したものがそれにあたります。「規制」とは予測される事態に備えてルールを設け、制限する意味を指します。

少々使い分けが難しい部分もありますが、言葉の意味を再度確認するとその違いに気づくと思います。しっかりと使い分けていきましょう。