「拡大」「拡充」の違い/使い分けと用法例

同じような意味に感じる「拡大」と「拡充」という言葉は、一体何が違うのでしょうか。「拡大」と「拡充」の違いは次の通りです。

  • 「拡大」:ひろげて大きくすること。ひろがること。
  • 「拡充」:範囲をおしひろめ内容を充実させること。拡張充実。

引用:広辞苑

この意味を踏まえて本記事では、「拡大」と「拡充」の違いや使い分けをご紹介していきます。

「拡大」「拡充」の違いと使い分け

実際に「拡大」と「拡充」を使った例文を見てましょう。

  • 図面のコピーを拡大してください
  • 施設のサービスを拡充したいです

「拡大」とは、形や規模を広げて大きくするという意味です。場所や物を大きくするときや、プロジェクトや会社など勢力を広げるときに使います。

一方、「拡充」とは、組織や施設などを広げて中身を充実させるという意味で使われます。サービスや設備など主に内面的な充実を広げるときに使います。

「拡大」「拡充」の用法例

「拡大」の使い方 / 例文

  • 勢力の拡大を図っています
  • 彼は事業を拡大するつもりです
  • 工場の規模を拡大します
  • 販路拡大が大きな課題です

「拡充」の使い方 / 例文

  • 政府が補助金の拡充を検討しています
  • 教育の拡充を望んでいます
  • 復興支援の拡充を希望します
  • 図書館を拡充する方向です

「拡大」「拡充」の違いまとめ

「拡大」と「拡充」の違いや使い方について解説してきました。それぞれの違いをまとめてみましょう。

  • 「拡大」:ひろげて大きくすること。ひろがること。
  • 「拡充」:範囲をおしひろめ内容を充実させること。拡張充実。

「拡大」は、形や規模など目に見えるものを広げて大きくすることや、需要など目に見えないものが広がって大きくなるときに使います。「拡充」は、設備や内容など中身をおしひろめて充実させることです。広げる対象が違うことがポイントです。