「老ける」「老いる」の違い/使い分けと用法例

同じようなニュアンスの「老ける」と「老いる」という言葉は、一体何が違うのでしょうか。「老ける」と「老いる」の違いは次の通りです。

  • 「老ける」:年を取(って見え)る。
  • 「老いる」:年寄りにな(っておとろえ)る。

引用:三省堂国語辞典

この意味を踏まえて本記事では、「老ける」と「老いる」の違いや使い分けをご紹介していきます。

「老ける」「老いる」の違いと使い分け

実際に「老ける」と「老いる」を使った例文を見てましょう。

  • 彼は実際の年齢よりも老けて見えます
  • 老いた母の背中は昔よりも小さく感じます

「老ける」とは年齢よりも年をとって見えるということで、「年よりも老けて見える人」に対して使われます。また、容姿などが老人のようになってきたり、老人のように感じられたりする場合にも用いられます。

一方、「老いる」とは実際に年をとって高齢になることを意味します。また、年をとって容姿や心身などが衰えている場合にも用います。主に高齢者に対して使われる言葉になります。

「老ける」「老いる」の用法例

「老ける」の使い方 / 例文

  • 白髪が多いせいか老けて見えます
  • ストレスのせいでどんどん老けていきます

「老いる」の使い方 / 例文

  • 老いてますます盛んです
  • 20年ぶりに会う恩師はさすがに老いていました

「老ける」「老いる」の違いまとめ

この記事では、「老ける」と「老いる」の違いや使い方について解説してきました。最後にもう一度おさらいとなります。

  • 「老ける」:年を取(って見え)る。
  • 「老いる」:年寄りにな(っておとろえ)る。

「老ける」は実年齢よりも年をとってみえることで、年齢に関係はありません。「老いる」は年をとり容姿や心身などが衰えることで、実際に年をとって高齢になることを意味しています。