「素質」「資質」の違い/使い分けと用法例

似たような意味の「素質」と「資質」という言葉は、一体何が違うのでしょうか。「素質」と「資質」の違いは次の通りです。

  • 「素質」:(1)生まれつきもっている性質。(2)将来すぐれた能力が発揮されるもととなる性質や能力。
  • 「資質」:生まれつきの性質や才能。資性。天性。

引用:大辞泉

この意味を踏まえて本記事では、「素質」と「資質」の違いや使い分けをご紹介していきます。

「素質」「資質」の違いと使い分け

実際に「素質」と「資質」を使った例文を見てましょう。

  • 芸術家としての素質に恵まれる
  • 医師としての資質に欠ける

「素質」とは、生まれつきそなわっていて、将来的にその特殊な能力を発揮できる者となるのにふさわしい性質のことです。例文を訳すると、「芸術家としての能力を発揮できるものとしてふさわしい性質に恵まれている」という意味になります。

一方、「資質」とは、生まれつきもっている天性の性質・才能のことです。例文を訳すると、「医師としての性質や才能に欠ける」という意味になります。

「素質」「資質」の用法例

「素質」の使い方 / 例文

  • 音楽家としての素質
  • スターの素質がある
  • 優秀な指導者になる素質がある

「資質」の使い方 / 例文

  • 優秀な資質の持ち主
  • 親の資質を受け継ぐ
  • 代表としての資質が問われる

「素質」「資質」の違いまとめ

「素質」と「資質」の違いや使い方について解説してきました。それぞれの違いをまとめてみましょう。

  • 「素質」:(1)生まれつきもっている性質。(2)将来すぐれた能力が発揮されるもととなる性質や能力。
  • 「資質」:生まれつきの性質や才能。資性。天性。

「素質」とは生まれつき持っている「先天的」な性質のことで、「資質」とは天から授かった「天性」の性質という意味です。迷ったときは、「先天的」なものか「天性」のものなのかどうかを見極めて使い分けしましょう。